【教科書本文の理解】超簡単から入試形式まで少しずつレベルを上げよう【中学英語】

いつでも使える

★1年サンプル

★1年サンプル2 

★2年サンプル1(7月頃) 

★2年サンプル2(1月頃)

2年生あたりから、教科書本文が対話ではなく説明文になってきますね。すると、「読んで理解する」力を育てる時間がたくさんあります。

この力は、日本の入試では欠かせない力です。

ですから、教科書を使って入試に慣らしていきたいものですね。

でも、いきなり「英語の質問に英語で答えよ」と言われても、英語が苦手な生徒にとっては厳しく、10分のシンキングタイムで何も書けないということが多発します。しました。

一枚のプリントの中でも、誰でもできる超簡単、ヒントたくさん、すぐできるレベルから始めるのがいいと思います。

では、本文の内容を理解したということを確かめるには、どのような設問が考えられるでしょう?

下に行くほど難易度が高くなっています。

  1. おおまかな内容(日本語)を3択で選ぶ問題。
  2. 日本語の質問があり、その答えが書いてある部分に線を引く問題。
  3. 日本語の質問があり、その答えを日本語で書く問題。
  4. 英語の質問があり、その答えが書いてある部分に線を引く問題。
  5. 本文と一致する説明に○、一致しないものに×をする問題。(日本語)
  6. 本文と一致する説明に○、一致しないものに×をする問題。(英語)
  7. 英語の質問に英語で答える問題。(穴埋め)
  8. 英語の質問に英語で答える問題。(主語と動詞を含む「文」で書く)
  9. 本文の内容と合うものを選ぶ問題。(日本語)
  10. 本文の内容と合うものを選ぶ問題。(英語)
  11. 要約文の穴埋め(単語選択肢あり)
  12. 要約文の穴埋め(単語選択肢なし)

新しい学習指導要領の教科書には、内容理解の問いが豊富なので、わざわざプリントを準備するまでもなかったです。教科書会社も研究を重ねていることがわかります。その内容も、易→難が考えられているので素晴らしいです。

上のサンプルは、時期によって問いを使い分けていることがわかると思います。

1年生は、日本語多めです。2年生も、夏休み前は簡単めな問いから始まりますが、必ず英問英答が入っています。入試に出るからです。冬になると、いきなり英問英答になり、さらに入試形式に近いものを2年生バージョンにして載せてあります。

問いが多すぎると、音読や本文の解説にあまり時間をかけられなくなります。

私はいつも本文の解説に時間をかけすぎてしまいました。もっとこのような問題にじっくりと取り組みたかったですね。

ちなみに、みなさんは「内容理解」→「本文解説」ですか?「本文解説」→「内容理解」ですか?

私は前者です。Oral Introductionと予習した単語をもとに、自力で解決する力が必要だと思うからです。

でも、1年生や2年生の最初は、本文の解説をして文法や語彙を抑えた上で内容理解の問いに挑戦させてもよかったですね。きっと苦手な生徒にも達成感を味わってもらえたはずです。

生徒の実態に応じて、順番や選択肢を変えると簡単に難易度を変更できるので、いろいろ試してみてください♪

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