導入編
どなたでも、定番の授業の流れを持っていると思います。
今日は新しい文法を扱うときにどのように導入しているかを紹介します。
新しい文法の導入(10分くらい)
1.絵や動画、ALTとの会話、生徒との会話などから「場面」を提示する
2.今日学ぶ言語材料を使って、その状況を説明する
3.選択肢を提示し、新出言語材料を使って生徒自身の意見に一番近いものをペアで会話させる。色々なペアで行い、最後に先生が誰かに指名して答えさせる。
4.プリントを配布し、今日の基本文を確認する。
3については、選択肢を3つくらい提示するだけなので、いきなり話させてもあまり負担がありません。
(例:if 仮定法過去の導入)☚新学習指導要領から、中学校の範囲になります
If I had a time machine, I would go to the past.
If I had a time machine, I would go to the future.
Which would you like to go? のように問いかけ、話させます。
その後、なぜ過去に行きたいのか、過去に行って何をしたいのかを目的格のto不定詞の復習も兼ねて加えて話させてみます。書く前に行うのがポイント。
間違ってもいいから、とにかく話させます。導入の段階で。
その後基本文を導入して、さらに詳しく話させたり書かせたりするのが授業のメインとなります。
導入に使ったPPTなどは後ほどご紹介します。