★このプリントの最初の活動です。
今日は三単現の概念を掴みやすいゲームをご紹介します。
イメージは、暗記しながら続けるしりとりですね。
まず、「他人について説明するときは、一般動詞にsをつける」という基本的な説明をします。
しかし、生徒はちんぷんかんぷんだと思いますので、このゲームの出番です。
4人以上のグループを作り、順番を決めます。
お題を決めます。fruit, food, animal, color, subject, sport…
Aさんが「I like apples.」といいます。
Bさんは、
「A likes apples. I like grapes.」
といいます。Cさんは、
「A likes apples. B likes grapes. I like cherries.」
といいます。
友達のことをいうときにはsをつけ、自分のことをいうときにはsをつけないことがわかればOKです。
慣れてきたらお題を変えたり、動詞を変えたり、人数を倍にしたりします。
これはメインの活動というより、パターンプラクティスのような感じでサクッと5分くらいでいいかと思います♪
メインの活動にするなら、「思い出して書いてみよう!」と言って最後に全員分の情報を書かせて発表までいけるといいと思います。
注意点
「誰に向かって言うか」を間違えないように
実際にこのゲームをすると、CさんがAさんのことを説明するときに、Aさん本人に向かって話してしまうことがありました。
でも本人に本人のことをいうときは、youを使いますし、動詞にsは付きません。
これではどんな時にsをつけるかを誤解して覚えてしまいそうなので、「最後の人に今までの情報を全て伝えよう」と指示してください。
三単現のsと複数形のsがごっちゃになる
上の例では好きなフルーツにしました。当然applesのようにsがつくわけですが、これも混乱のもとでした。
中には、「前は複数の時にsをつけると習ったのに、今度のsは一人の時につけるの~?」
となってしまう生徒も。品詞の完全な理解は難しいですよね。
ですので、最初は複数形のsを気にしなくていいスポーツや教科をお勧めします。
導入ですので、一気にやろうとせず、一つ一つ教えてあげましょう。
発音やつづりの違い、複数形のsとの違いなどは次の授業でカバーしましょう♪