たずねないとわからない!だからたずねる! 疑問文を使う必要性のある授業
アキネイターをご存知ですか?
ランプの魔神の質問にYesかNoで答えると、思い浮かべている人物を言い当ててくるアプリです。英語バージョンもあります。
今回はそのルールを適用して、相手のキャラクターを当てる言語活動です。
ターゲットは「一般動詞の疑問文」ですが、Is he ~? も使います。
使い分けの勉強にも適していると思います。
「likeやplayなど、するかどうかたずねたいときはDoesを使おう!」と伝えておきます。
導入
T2と一緒に実際にアキネイターゲームをします。
T1: My character is a boy. Who is this?
T2: Is he a ONE PIECE character?
T1: No, he’s not. He is a Sazaesan character.
T2: Does he play baseball?
T1:Yes, he does.
T2: I got it! Is he Katsuo?
T1:Yes, he is!
準備するもの
・キャラクターのヒントが書いてあるカード→こちら(準備中)
間違いながらでもいい!とりあえずやってみる
グループで行います。最初の生徒が、
My character is a boy ( girl / man / woman ). Who is this?
と問いかけます。その後、他の生徒が様々な疑問文でたずねます。
ここでは特に書いて準備をしません。アドリブです。
先生は見て回りながら、日本語を使ってしまうところや、なんと言えばいいかわからないところをサポートします。
Does he like ~ ? は汎用性が高く、どのキャラにも好物があるので使いやすいと思います。活動の途中で区切ってもOKなので、例として提示しておきましょう。
なんて質問したっけ?思い出して書き、ポイントを確認する
さて、ここからが大切です。
自分が何を言ったか思い出して書きます。その時に、
「あれ?playsじゃなくてplayって言ったなあ・・・」
と気づければベストです!
「Does he plays? Does he play?」どっちだったかな?と問いかけてみましょう。
残り10分になったら、まとめの時間です。
まとめ・・・sの正体は?
今まで、
「主語がHeやSheのときは、一般動詞にsがつく」
のようにざっくり理解をしてきた生徒たち。
ですが今回の疑問文ではsがつかないため、なぜ?と思うかもしれませんが
このイメージで教えると「doesが前に出てきたらsがつかないんだな~」ということが直感的に理解できると思います。
実際に文を作ってみると忘れてしまうこともありますが、
「思い出しやすく」なることは間違いありません!