【英語授業】盛り上がるゲーム・クイズで全員発表

いつでも使える

クラス全員が参加できる! Yes/No quiz のやり方

英語の授業では定番ともいえる「クイズ」。
どの文法を扱う際でも活躍できるゲームです。
昔は個人で作っていましたが、先輩から教わった「グループで発表する方法」がとても良かったのでご紹介します。

ここがGOOD!
1.苦手な生徒も参加できる!
2.全員が発表できる!
3.ターゲットとなる文法以外も使える!
(前に習ったことを再度使うことができる)
4.盛り上がる!
ここがいまいち・・・
△ ターゲットとなる言語材料の使い方理解にはつながらないので、
補充学習やパターンプラクティスが必要

先生のお手本(例:”What’s this?”の単元)5分

※3~4人が1グループとなって行います。

A:What’s this?
B:Is this food?
A: Yes, it is. It’s fruit.
C: Is this red?
A: No, it’s not.  It’s yellow.
ALL: What’s this?

このようにセリフを決め、コントのように全員の前で発表します。
最後のWhat’s this?のあとは、オーディエンスが挙手して答えることができます。

いざ!クイズ作り(20分)

グループに分かれて、セリフ作りをします。

1.ヒントは難しいのから簡単なものへ
2.最後まで聞いたら全員が当てられるように
最後まで聞いても、当てられないものは面白くないですね。最後のヒントを聞いたらみんなが「ああ~!」となるクイズが理想です。
ヒントを作るときは、It’sで始めなくても、Monkeys like it very much.などにしてもOK。
3.ワークシートに全員のセリフ全員が書く
グループ活動では、お互いが助け合えるのが最大のメリット。苦手な生徒も、頑張って自分のシートに英文を書きます。発音も、得意な生徒から聞いて発表できるように練習します。
自分のだけではなく、他の人のセリフも忘れずに書きます。そこで単語と意味の一致が図られます。
「赤」って言わないと・・・赤は「red」かあ! → 赤=redを覚えることができる。
4.多少のミスや日本語は許す
「食べ物です。」と伝えたいときに、*It’s a food. と言ってもここではOKとしましょう。きちんとaを思い出して、偉いですね。
クイズのあとに補足として「food」は普通はaをつけないことに触れておきましょう。
難しすぎる単語を使うときも要注意です。できれば先生が手を貸して、みんながわかる表現に言い換えてあげましょう。机間指導のときにアドバイスします。
でも、どうしても難しい単語になるときは、日本語OKとし、クイズ後に英語でなんと言えばいいのか補足します。
または、そのまま難しい単語で強行突破し、クイズ後に補足してもいいですね。
役に立つ単語であれば、教えて損はありません。

クイズ披露!(15分)

グループごとに教室の前へやってきて、いよいよ発表です。
台本を見てもOKです。
〇✖の札や音が鳴るおもちゃがあると盛り上がります。

当てたら〇点、〇人以内にあててもらったら、出題したチームにも得点!などにしてもおもしろいかもしれません。

まとめはしっかり(10分)

楽しかった!だけで終わらないよう、What’s~?について日本語を使ってまとめておきます。私は、「What’s 〇〇」の「〇〇」にいろいろなもの(your favorite colorなど)をいれて、「何ですか」とたずねることができますよ」ということも説明しました。

応用

私は、こちらの記事で紹介したように、2年生のThere is / are でも使いました。2年生になると、最後のヒントがバリエーション豊かになり、全員が当てられるようになります。

最後はワークシートを集めて、全員が書いているかと内容のチェックをしました。
他にもいろいろ使えそうですね。また実践してみたら、ご紹介します。

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