私の受験についての基本情報はこちらの記事をご覧下さい。
Writing(60min)
IELTSの説明は全て英語で行われます。でも、周りの人に動きを合わせれば大丈夫です。
全体の説明に20分くらいかかります。トイレの説明や、万が一の避難について、カンニング防止などについて。
その後、解答用紙が配られ、必要事項を記入します。
ライティングはPart1とPart2がありますが、それぞれ別の解答用紙になります。
受験番号や、モジュール、名前などを記入します。
解答用紙の形式は、ただの罫線なので自由に使えます。両面印刷です。
足りない場合は、2枚目をもらうことができます。(私はPart2のConclusionを2枚目に書きました。)
試験官は、残り時間を知らせてくれます。20分経過、20分前、10分前、5分前くらいだったような気がします。
必要事項の記入が全員終わると、問題用紙が配られます。
問題用紙にも受験番号と名前を記入し、いざスタート!
Part1: ヨーロッパ4カ国の、2010年までの果物生産量の推移のグラフ。 Part2: 親は、子どもが違法行為をしたときに罰せられるべきである。どの程度賛成か。
まじで時間が足りなさすぎる。トイレに行っている暇なぞない。
噂には聞いていたけれど、これほどまでとは。本当に厳しい戦いでした。
時間目安として、Part1に20分、Part2に40分と書いてありますが、従わなくても大丈夫です。
私はこの本をもとに勉強していたので、Part1に22分、Part2に38分という配分を目指しました。まず問題用紙が配られた時点で「〇分までにPart1を終わらす」というのを計算します。
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そして、段落構成をメモします。そこまで終わったら解答用紙へGO。
時間配分は結構うまくいきましたが、Part1をやらかしました。
それは「比較を全くしていない」・・・・。
これは致命的すぎました。問題文にもちゃんと「比較しろ」って書いてあるので、条件にあっていない可能性があります。
グラフの推移だったので、各国のグラフの説明はできました。「フランスは〇年から△年にかけて生産量が減って、✖位になった」みたいな感じです。
このミスに気づいたのがわりと終盤だったので、段落の構成も終わっていたので後戻りができませんでした・・・。
でもPart2の方が配点高いから・・・・ダイジョブダイジョブ・・・と震えながら無理やりPart1を終わらせました。
Part1は、必ず比較してください。フランスとドイツの比較、のようにね。あ~悔しい。
Part2は、こんな段落構成で書きました。
①わりと反対。子供は罪から学ぶべきだ。
②【理由1】子供はそれまでの経験などをもとに、何が違法だか自分で判断できるはずだ。
③【理由2】少年法で守られているから、懲罰を受けても社会復帰への道がある。
④でもまあ確かに、判断できないくらい小さい子供の罪は親に責任があるよね。
⑤結論(①の言い換え)
本番中にど~しても知りたかった単語は「(罪を)つぐなう」です。
償うってなんですか~?!?!?!
「罪を償う」(英辞郎on the Webより)
- assoil one’s fault
- do penance
- expiate one’s guilt〈やや古〉
- pay for one’s crime
わかりませんでした。なんとか使わないで書きましたが、responsibleの繰り返しでしたね。
全てをPart2に注いだのでこれくらい取れていてくれ、頼む・・!
予想スコア5.5
Reading(60min)
休み時間はありません。トイレに行きたい人は、試験中に行っていました。
トイレに行けない時間帯は
①試験官の説明中
②各試験終了の10分前
③リスニング中ずっと
でした。
解答用紙は一枚で、ボックスが40個あるものです。裏はリスニングの解答用紙でした。
さて試験内容です。
Passage1.イギリスとアメリカの推理小説について Passage2.体内時計について Passage3.香港の起業家教育について
全40問。練習では大体の内容把握をした上ですべての問題に一応根拠をもって取り組んだ上で25問くらい取れていたのですが、今回は全然だめでした。
目標タイムはPassage3に32分かけることを決めていましたが、Passage1に思いの外てこずってしまい、Passage3は後半当てずっぽうです。本当に悔しい。
練習よりはるかに語彙が難しく、何の話をしているのかの概要さえ把握するのが難しかったです。
ある程度わからなくても、次に進む勇気が必要でしたね。
得点源のReadingでこれだったので、すっかり意気消沈してしまいました。
Listening(30min)
リスニングはほぼ対策をしておらず、練習不足でした。形式くらいは知っておくべきでしたね。
Readingの解答用紙を裏にして、スタート!
セクション1.会議のための部屋を予約する場面。 セクション2.スポーツセンター的なものの使い方を尋ねている場面。 セクション3.ピア・リーディングというものについて教授が説明している場面。
解答するときは、問題用紙に記入します。ここ注意!
セクション1と3は簡単でしたが、セクション2が激ムズでした。答えが来た!と思ったらそのあとはある程度聞かず、選択肢を読んだ方がよかったです。
メモだけしてあとで考える方式は✖。あとで考える時間はなく、すぐ次に進んでしまいます。
あと、問いがどこまでかわかりませんでした。右ページの分は後で流れるのだろうと思ったら、今聴いたもので答える・・・なんてものも。でも大体設問は話の流れの順にあるので、落ち着いてとけばよかったです・・・。
選択肢が英語のものを早く読むことを頑張りたいです。
最後の10分は、問題用紙にメモした答えを問題用紙に書き写す時間です。
この10分は十分長いので、急がなくても大丈夫でした。むしろいろいろ考えてしまって・・・。やっぱりこっちかな?とか色々考えてしまいました。
予想スコア6.0
Speaking
午前の部が全て終わると、荷物を全て持って会場を出ます。その時に、手荷物を入れておいたビニール袋をまた使うので、持ち帰るよう連絡がありました。
一旦建物を出て、コインロッカーに勉強道具を取りに行き、休憩です。
16:00台まで時間があったので、近くのカフェでこの記事の下書きを書いたり勉強したりして時間をつぶしました。
チェックイン開始時間の少し前に着くと、まだ前の時間帯の受験者がいたので、廊下で待機していました。
前の人がいなくなると、手荷物をビニールに入れて指紋認証をしてチェックイン。必要なものはパスポートのみです。
同じ時間帯では5人いました。
時間になると、並んで係の人についていき、一人一人別の部屋に案内されます。
面接官がドアを開けて招き入れてくれました。パスポートを見せて、面接開始です。
お互いマスクありでした。
それでは試験内容です。次々に質問が来たので、覚えている限りですが・・・。
Part1 自分の故郷について。地理的にはどこにある?どんな街?何が有名? Part2 記憶に残っている授業について Part3 記憶・思い出に関する質問。よく写真はとる?写真に残すとどんなことがよい?人はスマートデバイスのおかげで記憶しなくてもよくなると思う?記憶力がいい人と悪い人の違いは?記憶するためにどんなものを利用する?
Part2は1分間メモ時間があるのですが、鉛筆とメモ用紙は用意されていました。Part2のあとは、メモ用紙を折って捨てるように指示されました。
反省。会話を楽しみすぎた。
テキストには、「個人の経験や感想ではなく、一般論を述べるといい」と書かれていたのですが、ほぼ自分のことを話してしまいました。Part1や2はそれでOKなのですが。
あと、質問の意味を性格に把握できませんでした。
特にPart3は、何度も聞き返したり「こういうこと?」って確認してしまいました。でも言い換えてくれたりして優しかったです。
抽象的になるほど、何を答えていいかわからなくなります。
沈黙が怖くて、しゃべりすぎてしまいました。かなりカジュアルな会話に近かったと思うので、高スコアは狙えないと思います。
Part1やPart3は、大体2文くらいで答えました。色々話せるときは、もう少し付け加えたという感じです。
試験中は緊張しませんでしたが、試験まではとても緊張し、終わったあとは疲れがどっと来ました・・・。
予想スコア6.0
はじめてのIELTSを受ける人に伝えたいこと
- 一通り時間を測って解くのは絶対!英語力があってもシステムがわからなくて点数落とすのはもったいない。
- ライティングはフォーマットを練習すれば結構いける。
- いつでも使えるフレーズは覚えておく。
私はこの本を使って一ヶ月対策しました。使えるフレーズ満載ですし、例文も豊富です。
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また、以前買って手をつけていなかったこの単語帳にも取り組んでいました。半分くらいしかできませんでしたが、これからも語彙力をアップしていきたいと思います!
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以上はじめてのIELTSレポでした。