【英語授業】接続詞Whenの授業例、パワーポイントデータ

中2

「~とき、」のwhen は、 「小さい時、~になりたかった!」で語る授業に!

接続詞whenを扱う授業です。

今回はWhen I was little, I wanted to be a ~ で

小さい頃の将来の夢を語る授業にしました。

英作文では、小さい頃の夢に加えて今のことを付け加えたりして

より豊かな英作文になるよう指導しました。

パワーポイントを使って、導入からバンバン話す!

今回使用したスライドはこちら。(後半はbecauseで使ったスライドです。よろしければ一緒にどうぞ)

“little”の意味を知らないだろうと思ったので、スライド1で確認します。

スライド2では、今の時代にあった「幼児あるある将来の夢」を出します。

自分はセーラームーンだったし、なんなら仮面ライダークウガだったのでまったく共感できませんが、今の時代に合ったものを探しました。

プリキュアのつづりは果たしてこれなのか・・・?謎は残りますが、無理やり進めます。(プリティでキュアキュアだということは知っていますよ!)

スライド2を出した時点でしっかりリピートさせて、ペアで会話させます。

たて・よこ・ななめなど、同じことを色々なペアで話すのがポイント。

その後指名して答えてもらいます。

ここで今日の目標。

目標:小さい頃の将来の夢について詳しく伝えよう!

スライド3では、ちょっと別のシチュエーションでも使えるよということを確かめるために、「勉強するとき、テレビ見る?」みたいなことを話題にします。

小一時間ペアで話したら、プリントを配布し、文法説明。

大切なところに蛍光ペンをひきます。今回は

When I was little, I wanted to be a singer.

= I wanted to be a singer when I was little.

のように、「節」を意識させて引きました。

導入で軽く会話したことを、さらに詳しく伝える!

導入ではただ「選んで話すだけ」でしたが、いよいよ自分自身のことについて伝えます。

もちろん導入と同じ答えの人もいますが、それに

情報を付け加える

ことが大切です。たとえば・・・

I wanted to be a singer when I was a little. I liked おかあさんといっしょvery much. I singed songs of おかあさんといっしょevery day. Now, my dream has changed, but I still like to sing.

このような感じです。

そのきっかけとするために、スライド4を使います。

この活動でも、まずは書かせず話させます。先生は生徒の活動をみとり、

「こう言いたいんだけどなんて言ったらいいかわからないよ~」

を吸い上げます。一旦対話を中断して、板書して共有します。

その後ペアを変えてさらに対話させます。どんどん表現が豊かになることを狙います。

発表では、先生やALTとの即興会話で鍛える!

たくさん話させたあと、数名の生徒を指名しますが、ただ話して終わりではなく、先生が質問を投げかけます。

生徒はドキドキすることでしょう。用意していない英語を話さなければならないので。でも、このような活動を続けたり、帯活動で鍛えたりしておけば、だんだんできるようになります。

その生徒と、クラス全体が理解できるような質問を投げかけましょう。

すると、その生徒が理解できなくても、周りの生徒が助けてくれます。

What is your dream now? When did your dream change? などを聞いてみます。

うまく言えなかったことでも、Writingの時間になればゆっくり考えることができる!

最後に、今頑張って話したことを英文にします。話すときにはゆっくり考えられなかったことや、小さなミスなどを振り返り、まとまりのある英文を書けるようにします。

できれば授業中にチェックしてフィードバックしますが、全員を見るのは厳しいので、プリントを回収してゆっくりチェックします。

「アイドルになりたかった」「大金持ちになりたかった」など、おもしろい英作文をみることができます。becauseを習っていなくとも、教えるとどんどん使うのがおもしろい。「伝えたい」という思いが一番なので、習っていなくてもどんどん教えちゃいます。どうせ次習うし。

まとめ:とにかく話す、回数をこなしてブラッシュアップ、 自分のことを語らせる

伝える内容は同じでも、相手が違えば伝える意味が生まれます。

また、他の生徒の英語を聞いて「あ、それいいな」と自分のものにしたり、

同じ内容でもたくさん言うからだんだん覚えてきたりするなど、

話すことのメリットは大きいです。間違えてもいいのです。

最後に書いて確認し、正しく使えるようにフォローしてあげましょう。

今回の活動は過去のことのみを扱いましたが、ワークを宿題に出したり

スライド5のような練習問題を解かせたりして

現在のことでも使えるよ~と確認しておきましょう。

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